【無職転生】スペルド族はなぜ迫害された?ルイジェルドの悲しい過去やラプラスとの因縁

12月 19, 2021

原作はライトノベルから始まり、コミカライズ(漫画)化やアニメ化もされている、『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』は34歳ニート男が異世界に転生してしまうという物語。

その中でも悪名高いと噂され、迫害されてきた「スペルド族」という種族の話が作中で度々登場します。

「夜遅くまで起きているとスペルド族がやってきて食べてしまうぞ~」と子供達に言い聞かせられているほどで、この世界では誰もが恐れおののく恐怖の存在として語られているようです。

今回はなぜスペルド族はそんなにも世界各地で悪い言い伝えが流れてしまったのか、

ルーデウスが初めて出会ったスペルド族のルイジェルドについても含めてまとめていこうと思います。

この記事は、主にテレビアニメ『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』を視聴済みの方に向けて、放送時間の都合上カットされている原作のライトノベルにしか無いシーンを中心にまとめていきます。本作アニメ版の第1話~第21話、ライトノベル版の第1巻~第6巻までのネタバレを含むのでご注意下さい。

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ルーデウスとスペルド族の出会い

主人公のルーデウスは、アスラ王国の貴族の娘だったエリスに魔術を教える家庭教師として雇われ、凶暴だったエリスに悪戦苦闘しつつもなんとか授業を行う日々を送っていました。

そんな中、ある日起こった大規模な魔力災害によってルーデウスとエリスは遠く離れた地である、魔大陸まで突然飛ばされてしまいます。

出典:『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』コミックス4巻 より

その時に気絶していた2人を助けてくれたのがスペルド族の「ルイジェルド」という男でした。

それ以降は3人でルーデウス達の故郷である中央大陸のアスラ王国まで目指して旅をすることになるのですが、

最初はルイジェルドの髪を見ただけでルーデウスは冷静に会話しつつも警戒し、エリスに関しては一目見ただけで恐怖で絶叫してうずくまってしまうという反応を2人はしていましたね。

出典:『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』コミックス4巻 より

それは各地で語り継がれている、この世で最も恐ろしいという噂の”スペルド族の悪評”によるものでした。

人々から語られているスペルド族の噂や歴史

スペルド族の悪評について

出典:『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』コミックス1巻 より

ルーデウスの師匠のロキシーも「スペルド族にはぜったいに近づくな」と言っているほどでした。

そしてロキシーは”魔族の髪の色”に関する話をルーデウスに教えています。

この世界では人族や魔族という種族が存在し、魔族の中でも緑に近い髪色を持つ種族ほど凶暴で危険だということが一般的とされているようです。

それによってロキシーの青髪を見てルーデウスの両親が少し驚いた表情を見せたり、幼馴染のシルフィが村の子供達から髪が生まれつき緑色だっただけでいじめられていたという出来事がありましたね。

それらは緑色の髪をした『スペルド族』という恐怖の魔族の言い伝えが影響しているようです。

そもそも『スペルド族』とは?

スペルド族とは、魔大陸のバビノス地方にかつて暮らしていた魔族のことだそうです。

その種族に共通しているのは「エメラルドグリーンの髪」「額に赤い宝石のような感覚器官を有している」という特徴があります。

誰もが恐れるスペルド族の歴史

この世界のスペルド族にまつわる言い伝えや噂についても色々とロキシーは語っていました。

出典:『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』コミックス1巻 より

彼らは400年前、「ラプラス戦役」と呼ばれる人族と魔族の間での戦争にて暴れまわり、敵味方あらゆる種族に恐れられて忌み嫌われるようになっていったとのこと。

スペルド族は当時、戦場で敵を全滅した後に味方にも関係なく襲い掛かったり、味方の集落を襲って女子供を皆殺しにしていたなどという悪評が広まっていったようです。

それが飛躍していき、話しかけただけですぐに怒って襲い掛かってくる種族だとか、「夜遅くまで起きていると、スペルド族がやってきて食べてしまうぞ」と親がしつけとして子供に言い聞かせる言い伝えまでにもなっていきました。

400年経った今でも人々から恐れられ、その名残で現在までにスペルド族はあらゆる種族から迫害を受けてきたようです。

スペルド族にまつわる言い伝えの”真実”

ロキシーからこの世界に伝わるスペルド族の恐ろしい噂ばかりを聞かされてきたルーデウスだったのですが、ルイジェルドに出会ってからそれらの言い伝えと大きく異なる違和感を感じ始めます。

実際に出会ったスペルド族のルイジェルドは子供と仲間を大切にする誇り高き戦士だったのです。

出典:『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』コミックス4巻 より

そしてミグルド族の里にて、ルイジェルドの口からスペルド族の真実について語られます。

魔神ラプラスとスペルド族の関係性

かつて500年に100年にも及ぶ人族と魔族の戦争にて魔族を統一して従え、人族から魔族の権利を勝ち取った「魔神ラプラス」という人物が存在しました。

中央大陸への侵攻が始まった当時、ラプラスは配下であるスペルド族に”ある槍”を贈ります。

その槍を手にしたスペルド族達は力に満ち溢れ、その代償に精神を蝕まれていきました。スペルド族は敵味方の区別がつかなくなり自分達の意思とは関係無く周囲の者を無差別に襲いだします。

そしてスペルド族の戦士達は故郷の集落に帰った時にも謎の焦燥感に駆られ、突然仲間達を襲います。ルイジェルドは自分の手で自らの親を殺し、妻や己の子供を殺しました。

しかし、その時の争いでルイジェルドが持っていた槍を自らの子供に折られ、その瞬間夢から覚めたかのような感覚に陥ったという話です。

我に返ったルイジェルドは仲間達が持っていた槍を全て折り、そして大切なモノを全て奪われて罪悪感だけが残ったスペルド族の戦士はラプラスへの憎悪に満ち溢れ、復讐を誓ったそうです。

呪われたスペルド族の行く末

現在でも恐れられ、種族全体への迫害の名残りが残っているスペルド族ですが、ルイジェルドとルーデウス達の旅を経て年月の経過とともにスペルド族への偏見が微力ながら薄まりつつありました。

しかし人神によると、その原因はスペルド族全体に掛けられた呪いが影響していると告げられます。

出典:『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』コミックス10巻 より

人神曰く、ラプラスは自身が持っていた「恐怖の呪い」を槍に移し、それをスペルド族のなすりつけたそうです。また、その呪いは緑色の髪がトリガーになっていたとのこと。

現在は槍が折られ、ルーデウス達との旅で髪を剃っていたことで偶然にも呪いは薄まっていたようです。

まとめ

戦争の名残で悪名だけが残ってしまった『悲しきスペルド族とそのルイジェルドについての話』をまとめてみました。

人神からのお告げを聞いてルイジェルドは何を言うでもなくただ涙を流していたというシーンは印象的で、想像も付かないような苦悩があったのかもしれませんね。

ルイジェルドというキャラは背景を知れば知るほど不憫で、応援したくなってしまいます。

スペルド族が報われる日は来るのでしょうか。今後もルイジェルドの登場が楽しみです。

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